
「出前館の配達って何?」
「出前館の業務委託配達員を始めたいけど、他のデリバリーサービスと比較して、配達員のメリット、デメリットを教えてほしい」
「アルバイトと何が違うの? どれくらい稼げるの?」
こんな疑問に答えます。
メリット

EXITの兼近とりんたろーが出前館の配達員になって登場するTV CMが放送開始され、出前館の業務委託配達員の仕事が話題になっています。
「1時間で3件配達したらほぼ時給2,000円!!」 「2時間で4,000円!!」
「お給料ポンポンポーン!」のキャッチフレーズが印象に残ります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)、menuの配達パートナーも経験している筆者自身が、出前館の業務委託配達員で稼働した経験からメリット、デメリットについてまとめました。
他のデリバリーサービスとの比較参考にしてみてください。
報酬が高い
出前館の業務委託デリバリーパートナー最大のメリットは「配達1件あたり」の固定報酬制を採用している点です。時給での支払いではありません。
通常時の報酬
関東 約715円/回
それ以外 約660円/回
ブースト時の報酬 (1.2倍と1.4倍が存在)
関東 約1001円/回(1.4倍時)
それ以外 約 924円/回(1.4倍時)
関東では1回の配達で最大1000円を超えるのは魅力的です。
時間帯(ブーストが発生するキャンペーン中は別)や配達距離によって報酬は変化しないので、その日の仕事の成果が計算しやすいです。
稼働時間は自分で決められる
出前館の業務委託配達員は好きな時に始められて好きな時に止められます。
時間拘束なし、配達件数の条件なし(1件からOK)なので、出前館Driverというアプリで業務開始、業務終了を押すだけです。
「天気がいいから」「ちょっと時間が空いたから」「自転車に乗りたいから」そんな気分でも気軽に仕事ができます。
拠点のサポートを受けられる
自身が登録した拠点毎のLINEグループに入るのですが、そこで拠点の方が親切にサポートしてくれる体制があります。
配達中にトラブルや注文に困ったことがあったらLINEのチャットに写真を送ったり、電話で相談できます。
デリバリーの仕事が初めての方でも安心です!
現金対応しなくても良い
現金対応のオンオフを自分で選べます。ただし、変更する際は拠点の方への事前の連絡が必要になりますので注意が必要です。
配達先住所が事前にわかる
オファーを受け取る前に、配達先住所が事前にわかります。
例にすると、○○区△△丁目 まで表示されますので、遠いところまでの配達先の場合はスキップすることも可能です。
住所情報から配達を受けるか受けないか判断できるのは魅力的です。
ロゴを隠せば他社バッグでもいい
出前館用に新たにバッグを新調する必要はないです。
特に規程や指定品はないので、ロゴを隠せば他社バッグでも使用可能です。
超ロングの配達はない
ロングドロップと呼ばれる「長距離配達」がありません。
配達先は所属している拠点での「エリア担当」制なので届け先は約3km圏内なので、遠くに飛ばされるリスクがないのは安心ですね。(すべて片道10分~15分程度です)
道に迷った場合も拠点に連絡をすれば、拠点に常駐しているデリバリースタッフが誘導してくれます。
※「広域」表記のある店舗の配達は長距離になることもありますが、その分、報酬額が高く設定されています。
デメリット

もちろんメリットばかりではありませんので、デメリットについても記載します。
報酬の支払いが月2回
報酬の支払いが月2回しかありません。ウーバーイーツだと週払いですが、出前館の場合は
・毎月15日締め→同月20日支払い
・毎月末日締め→翌月5日支払い
(※20日、5日が祝日の場合は「翌営業日支払い」です)
リクエストが早押し
オファーを受け取るには、アプリ上での早押しなので、常に画面を見ながら待機していないといけません。
業務委託パートナーが飽和している時間帯はすぐに取られてしまいます。
距離報酬がない
配達距離に対しての報酬はないので、配達先が近くても遠くでも報酬料金は同じになります。
近ければ近いほどお得、遠ければ遠いほど損することになります。
回数報酬がない
ウーバーイーツのように回数報酬がないので、回数をこなすメリットは感じることはできません。
細かいルールがある
マクドナルド用の細かいルールがあるなど、多少覚えておかないといけないルールもありますが、拠点説明会で親切に教えてくれます。
ピック時に待機時間が長い場合もある
指定された飲食店にピックに行ったものの、飲食店側での機械トラブルやオペレーションが周っておらず調理遅延に度々遭遇するので、待機時間が長い場合があります。
稀ですが、お店が定休日や緊急事態宣言等の理由で休業している場合もあります。
現金対応ONの場合は拠点に戻り精算が必要
現金対応ONの場合はその日の最終稼働後に、拠点に戻り精算が必要となります。
その間の移動に時間を費やすことになります。これが億劫な場合は現金対応OFFにしましょう。
現金対応のために、今後はクレジットカードや電子マネー等での精算ができるように出前館では準備しているようですが、導入時期は現時点では不明です。
お客様とのやりとりする方法は電話のみ
お客様とのやりとりする方法は電話のみなので、電話が繋がらない場合は焦ります。ウーバーイーツのようにメッセージ機能はありません。
【出前館 業務委託】配達員メリット&デメリット まとめ
現在、世の中の状況が劇的に変化し、飲食シーンにおいて外食の在り方が変わる中で、出前館は年々売上も右肩上がりです。
飲食業界とのプロモーションも積極的に行っており、今後も業務委託の配達員の需要は伸びると予測されます。
飲食店も、デリバリーサービスを特に強化しており、出前館にとっては配達員の確保が重要な戦略となり、他のデリバリーサービスより稼げるような仕組みとなっています。
業務委託の配達員として登録しておくべきでしょう。
私がオススメしている配達員の装備
【配達バッグ】
【スマホホルダー】
【モバイルバッテリー】Anker PowerCore 10000
出前館の業務委託配達員の登録に必須の自転車保険の任意保険証書についはこちらの記事がオススメです。
>>【Uber Eats(ウーバーイーツ)、出前館、menu配達パートナー向け】「自転車保険」は配達パートナーも加入が必須。おすすめの自転車保険は?
それではまた!
コメント
[…] 【出前館 業務委託】配達員メリット&デメリット […]
[…] 皆さんがUber Eats(ウーバーイーツ)の配達時にトラブルに巻き込まれた場合、参考になればと思います。 【出前館 業務委託】配達員メリット&デメリット […]